空き家は問題ではなく資産かもしれません
空き家という言葉のイメージ
空き家という言葉を聞くと、あまり良いイメージを持たない方も多いかもしれません。
ニュースでは、
「空き家問題」
という言葉を目にします。
そのため、
空き家=困りごと
という印象を持つ方も少なくありません。
実際に空き家の相談を受けていても、
「どうしたらいいか分からない」
「負担になっている」
という声を聞くことがあります。
ですが、空き家の現場を見ていると、少し違う見方もできるようになりました。
空き家はもともと誰かの暮らしの場所でした
当たり前のことですが、空き家は最初から空き家だったわけではありません。
誰かが住んでいました。
家族で暮らしていました。
食事をしたり、テレビを見たり、子どもが走り回ったり。
そんな日常があった場所です。
空き家を見るたびに、
「ここにも暮らしがあったんだな」
と思うことがあります。
だから私は、空き家を単なる建物として見ることができません。
実際には使える家もたくさんあります
これまでたくさんの空き家を見てきました。
もちろん傷みが進んでいる家もあります。
ですがその一方で、
「まだ十分使えるな」
と思う家もたくさんあります。
外から見ると古く見えても、中に入るとしっかりしている家もあります。
窓を開けて風を通すだけで、印象が変わることもあります。
最初は暗く感じた家が、少し手を入れるだけで明るく見えることもあります。
人が住むと家は変わります
以前の記事でも書きましたが、空き家だった家に人が住み始める瞬間は、この仕事をしていて好きな時間の一つです。
カーテンが付く。
明かりがつく。
生活の音が聞こえる。
それだけで家の雰囲気は大きく変わります。
家が喜んでいるわけではないと思います。
ですが、
「なんだか元気になったな」
と感じることがあります。
完全にこちらの勝手な感想ですが(笑)
空き家には可能性があります
空き家というと問題ばかりが注目されます。
ですが見方を変えると、可能性もあります。
誰かの住まいになるかもしれません。
宿泊施設として活用されるかもしれません。
地域に新しい人を呼ぶ場所になるかもしれません。
もちろん家によって状況は違います。
それでも、空き家にはまだ役割が残っていることがたくさんあります。
この30記事で伝えたかったこと
このブログでは30記事にわたって、空き家の現場で感じたことを書いてきました。
庭の草の話もありました。
実家の片付けの話もありました。
相続の話もありました。
どの記事にも共通しているのは、
**空き家は意外と身近な存在だ**
ということです。
そして、
**悩んでいるのは自分だけではない**
ということでもあります。
まとめ
空き家は問題として語られることが多いです。
ですが、それだけではありません。
見方を変えれば資産かもしれません。
誰かの暮らしにつながる場所かもしれません。
新しい役割を持てる家かもしれません。
もちろん、すぐに答えを出す必要はありません。
まずは知ること。
考えること。
家族で話してみること。
そこから始めれば十分だと思います。
これからも空き家の現場で感じたことや、実際に見てきたことを、このブログで少しずつ発信していこうと思います。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
