相続した実家をそのままにしていた話

「とりあえずそのまま」が一番多いかもしれません

空き家に関わる仕事をしていると、よく聞く言葉があります。

それは、

**「とりあえずそのままにしています」**

です。

実家を相続したものの、仕事も忙しい。

自分は別の場所に住んでいる。

兄弟ともまだ話ができていない。

そんな理由から、ひとまず現状維持になることは珍しくありません。

実際、私が話を聞く方の多くも同じような状況です。

決して特別なことではありません。

最初は何も変わらないように見えます

実家を相続した直後は、あまり変化を感じないことがあります。

昨日まであった家が、今日もそこにあります。

庭もそのまま。

家の中もそのまま。

だからこそ、

「少し落ち着いてから考えよう」

となることがあります。

それも自然なことだと思います。

突然いろいろ決められる人の方が少ないかもしれません。

気づけば一年経っていた

ただ、ときどき聞くのがこんな話です。

「気づいたら一年経っていました」

これは本当によくあります。

仕事や子育てに追われていると、一年はあっという間です。

今度見に行こう。

今度片付けよう。

今度家族で話そう。

そう思っているうちに時間が過ぎていきます。

私自身も後回しにしてしまうことがあるので、気持ちはよく分かります。

久しぶりに行くと少し驚きます

そして久しぶりに実家へ行くと、

少し驚くことがあります。

庭の草が伸びていたり、ポストに郵便物がたまっていたり。

以前の記事でも何度も登場していますが、草は本当に元気です。

こちらが忙しいことなど気にしてくれません。

気づけば、

「こんなに伸びてた?」

となります。

空き家は使っていなくても、時間だけはしっかり進んでいます。

誰も悪くありません

ここで大切なのは、

誰も悪くないということです。

相続した実家をそのままにしている方の多くは、放置したくて放置しているわけではありません。

仕事がある。

家庭がある。

距離が遠い。

いろいろな事情があります。

だからこそ、

「まだ何もできていない」

と自分を責める必要はないと思います。

実際、同じような方はたくさんいます。

大事なのは少しだけ動くこと

空き家の現場を見ていて思うのは、

大きな決断よりも小さな行動が大切だということです。

例えば、

* 一度様子を見に行く
* 家族と話してみる
* 庭を見てみる

そんなことからでも十分です。

いきなり結論を出す必要はありません。

少しだけ前に進むだけでも状況は変わります。

実家には思い出があります

実家の話になると、皆さん少し表情が変わります。

子どもの頃に過ごした場所。

家族で食事をした場所。

帰省すると安心できる場所。

実家は単なる建物ではありません。

だからこそ、

どうするかを決めるのが難しいのだと思います。

それはごく自然なことです。

まとめ

相続した実家をそのままにしている。

実はそれほど珍しい話ではありません。

多くの方が同じように悩み、同じように時間が過ぎています。

大切なのは、焦らないこと。

そして少しだけ動いてみることです。

実家には思い出があります。

だから簡単に答えが出なくて当たり前です。

まずは一度、実家の様子を見に行ってみる。

それだけでも大きな一歩かもしれません。

このブログでは、これからも空き家の現場で感じたことや、実際に見てきたことを書いていこうと思います。

また次回も読んでいただけるとうれしいです。

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