空き家のご近所さんが一番知っている
空き家を見に行くと、だいたい声をかけられます
空き家を見に行く仕事をしていると、よくあることがあります。
それは、
**ご近所さんに声をかけられることです。**
「何か始まるんですか?」
「この家、どうなるんですか?」
そんなふうに話しかけていただくことがあります。
最初の頃は少し驚きました。
ですが今では、
「そろそろ声をかけてもらえるかな」
と思うくらいです(笑)
ご近所さんは本当によく見ています
空き家の現場へ行くと感じることがあります。
それは、
**ご近所さんは本当によく見ている**
ということです。
私たちが初めて見る家でも、ご近所さんは何年もその家を見ています。
いつ頃から空き家になったのか。
誰が住んでいたのか。
庭の草がいつ伸び始めたのか。
びっくりするくらい詳しいことがあります。
むしろ持ち主より詳しいこともあるかもしれません。
これは冗談ではなく、本当にあります。
「昔はね」が始まります
ご近所さんと話していると、
高い確率で始まるものがあります。
それが、
**「昔はね」**
です。
「昔はご家族で住んでいたんですよ」
「昔はお庭がきれいだったんですよ」
「昔は子どもたちが遊んでいたんですよ」
そんな話を聞くことがあります。
その家の歴史を教えてもらっているような気持ちになります。
空き家を見る仕事をしていると、建物だけでなく、その家の背景に触れることもあります。
草の成長記録を知っています
以前の記事でも何度か書きましたが、空き家の庭の草はとても元気です。
そして、その草の成長を一番見ているのがご近所さんです。
「去年より伸びてますね」
「前はここまでじゃなかったんですよ」
そんな話になることもあります。
もはや草の観察日記です。
私は現場に行った日しか見ませんが、ご近所さんは毎日見ています。
情報量が違います。
ご近所さんは心配していることもあります
空き家の話になると、ご近所さんが心配していることもあります。
例えば、
* 草が伸びている
* 木が大きくなっている
* 誰も来ていない
などです。
もちろん文句を言いたいわけではありません。
長年その地域で暮らしているからこそ、気にかけているのだと思います。
実際に話をしてみると、とても親切な方が多いです。
空き家は地域ともつながっています
空き家というと、
持ち主だけの問題のように感じることがあります。
ですが実際には、地域ともつながっています。
だからこそ、ご近所さんは気にかけていますし、変化にもすぐ気づきます。
私たちが空き家を見に行くと、
「人が来てくれてよかった」
と言っていただけることもあります。
そういう言葉を聞くと、空き家は建物だけの話ではないんだなと感じます。
まとめ
空き家のことを一番知っているのは誰でしょうか。
もしかすると、ご近所さんかもしれません。
いつから空き家なのか。
どんな家だったのか。
どんな人が住んでいたのか。
長い時間を見てきたからこそ分かることがあります。
空き家の現場へ行くたびに、ご近所さんから教えてもらうことはたくさんあります。
そして毎回思います。
やっぱり地域の情報は強いな、と。
空き家を見る仕事をしていると、家だけではなく人とのつながりも感じることができます。
それもこの仕事の面白いところかもしれません。
また次回も読んでいただけるとうれしいです。
